地獄からの帰還(104回薬剤師国家試験について)

合格証書が漸く届きました。

無事薬剤師として明日から働きます。

 

国家試験の問題については、統一Ⅲの202点から55点ブチ上げて薬ゼミ自己採点の最頻値に乗っかったので個人的には良かったです。あと本番に「異常に」強い性格なので解いてる最中問題が簡単に感じましたし、逆を言えば正答率的な意味でこれを解かないと落ちるな(ex.必須は私含め周り全員9割取れて当たり前だった)、という危機感がありました。薬ゼミの統計を見ても実際その通りだったと思います。後、これは今回だけなのか次以降もあるのかわからないですが、問題文隅々まで読んだら答えが載ってるケースがかなりありました。それと、「この薬の名前全く知らんけど、出題者の先生はこの単語を選んで表現してきたってことは実はこの疾患の問題を出したいのでは…?」みたいな推測で結構当たったりする問題もあるので国試は国語やで。研究室で教授が急に意味不明な難しい話してきたときに無理やり雰囲気で話し合わせるアレや。あのスキルめっちゃ役に立つから諦めずに研究室内とかで空気読んで行こな。

 

次に国家試験の勉強ですが、国試の勉強はマラソンだと思います。如何に息切れせずに自分の実力のMAXを国試当日に持っていくかのペース配分が大事だと思いました。私の大学は国試より卒試の方が難しい(345問中90問が16択であるetc...)のですが、それでも国家試験まで気を抜いてはいけないと思いました。現に私の出席番号1つ後ろの子は落ちていましたし。

因みに私は3-6月は研究と就活で死んでいたのでほとんど勉強しておらず、何なら前期の試験1つ再試まで行くような状態で、他の友人から大きく遅れをとっていました。にも関わらず趣味のゲーム実況は12月くらいまでずっと週に8時間以上見てたので成績まじで伸びなかった。統一Ⅰ→Ⅱが162→174とかいうゴミ伸び率だった。卒試も1週間前からしか勉強(1日15時間)してなかったし、イマイチ危機感なかったです。でも来年度の学費とか予備校代考えたらちょっとエンジンかったので危機感は大事。

具体的な勉強方法とかはなんか大学の授業の内容をその日に青本で解く、とかテストの前日泣きながら要点集をなんちゃってフラッシュ暗記するとか国試2週間前から漸く分野別9冊を1周するとか(薬ゼミの先生に「この時期に新しいことをするな」って言われたけど記憶力自信ネキことワイ、直前まで詰め込むことを決意)全く参考にはならないことしかしてないので詳しくは省きます。

 

この6年間大学を毎日辞めたいと思いながら通っていたので、解放されてスッキリしています。友達にはいつものごとくめちゃくちゃ恵まれていたけれど、それを加味してもしんどい6年間でした。勉強も長い通学もしんどかったけど、それよりも家庭内のことがしんどかった。高校であれだけしんどかったのに、まだあった。家庭内のトラブルが結局最後の最後まで付きまとってきた大学生活でした。辛かった。でも乗り越えれたので私にしかできないことだと思ってこれからも生きていきます。

 

では。